昨日一つの【別れ】がありました。YMCAで長年練習してきた竹田竣介、颯吾兄弟が諸事情により地球の裏側に引っ越すことになりました。
兄の竣介は心技体を兼ね備えた実力派。
弟の颯吾は小学1年生ながらすでに上級生と対等に闘えるほどで、兄をも上回る素質を秘めています。
今月中に引っ越すということで、先日上野道場に最後の練習にきました。
早速YMCAで行われた審査結果を発表し、結果は
竹田竣介 3級
竹田颯吾 7級
と、なりました。
二人とも見事とび級です。
急遽、兄の竣介に10人組手の試練を課しました。
身体はボロボロ、気力だけで相手に立ち向かいます。
最後の10人目は野場先生が相手です。
先生の容赦ない攻撃にも耐え、最後まで心折れず戦い抜きました。
10人組手終了後、【戦友】たちとアツイ握手。
心の絆は深まり、いつしか【心友】へと変わる。
竣介、颯吾!
これから異国の地での生活が始まるけど、自分というものをしっかり持ち、どこに行ってもキラリと輝ける魅力ある存在になってください。
1年後の一時帰国の際は上野道場に遊びに来て、みんなとまた一緒に練習しよう。
それまで上野道場生たちはさらなる成長を遂げていると思うので、竣介、颯吾も成長した姿を是非先生に見せてください。
上野道場 館長 朱隆昌の餞




子供の頃から『キャッチボール』が好きでした
返信削除ただただ自分勝手な剛球を投げ込めばいいわけではなく、相手の取りやすいところに相手のとりやすい球を投げ込む
会話はなくとも球を投げ会っているだけで、そこには『無言の会話』と『相手を思いやる気持ち』が感じられるからです
『十人組み手』はまさに、そんな『瞬間』を感じさせてくれる素晴らしい経験だと思います
『相手を思いやる』からこそ無用の手加減はなくなり
『相手を思いやる』からこそ無用の乱暴さもなくなり
相手に『精一杯やったんだ』という自信を、充実感を感じてもらうために
まさに『拳』で『体』でのみ『語り合う』
素晴らしい伝統だと思います
きっとそんな瞬間を『仲間』と共有しあえた子供達は、優しく強く育つと信じています
YMACの仲間が少なくなるのは寂しいですが、きっとこの日の思い出が、自信が、『脩己会』の縫い取りの道着が 子供達を支えてくれることでしょうね
お疲れ様でした
Y太郎
まさにY太郎さんの言うとおりだと思います。
返信削除『10人組手』や『思いやり』については、書くと長くなるので、また後日ということで。
『別れ』がありますが、また逆に『再開』という喜ばしい出来事も最近あります。
YMCAの道場生が中学生になって復帰してくれました。
中学1年生でみなさんも良く知っている茶帯君です。
一度やめた子がまた復帰してくれるって、最高です!
去年から上野でもYMCAでも復帰する子が結構増えてきて、これからもっと盛り上げていきますので、ご安心ください。