試合までいよいよ後10日となりました。4月から少年部では組手稽古を中心に行ってきましたが、ここへ来て、重大なことに気づきました。それは子どもたちにスタミナがないということです…
なるほど、この間試合のための練習になり、実戦(試合)に勝つためのステップ、コンビネーションの練習ばかりおこない、息をあげる練習は皆無でした。今大会はトーナメント戦で引き分けはありません。すなわち本戦で引き分けたら即延長戦に突入します。延長戦はなんといってもスタミナがカギになります。本戦でポイントが取れなければ、延長戦で取るのもますます難しくなります。なので、最後まで気力を振り絞り、下がらず最後まで攻撃していたほうに軍配が上がります。
残り期間少なくなってきましたが、各自スタミナをつけるために坂道ダッシュ、ミットの連蹴りの稽古を行ってください。
もう一つ愚考しましたが、緊張のあまり身体が力みすぎて、スタミナがなくなる子どもが多いということです。試合時間は1分30秒です。最初から最後まで全力で戦うのは良くありません。いかにリラックスして、落ち着いて動くか、メリハリ、緩急をつけてここぞというときに、猛攻をかける駆け引き。そういった感性を身につけたらもっと試合を楽に運ぶことができると思います。
この余裕とゆとりを身につけるためには、痛み、恐怖を克服することと得意技、絶対的に自信のある技を磨くに限ります。
後はその研ぎ澄まされた技をどのタイミングでいかにはやく相手に叩き込むか!の展開になります。試合に臨むものとして、どれだけ準備してきたのか?
自分自身にある不安や憂いを一つ一つ解消して大会に臨みましょう。
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