2009年5月28日木曜日

『逆転の発想』

上野道場一般部では、集団稽古は行わず、準マンツーマン方式を採用しております。また、空手の基本動作、型稽古は一切しません。(希望者がいれば指導しますが…)
入門者はまず、身体を整えるためにボクシング技術を習得してもらいます。その目的はロープ、フットワークによる膝、足首のバネを養成し、コンビネーション、ミット打ちによる打撃力、瞬発力の向上を目指します。
打撃力は何よりも空手にとっての生命線となります。100の技を持つより、たった一つの絶対的な武器を身につける。その為にはウエストトレーニング、局部鍛練も怠らない。
さて、話は戻ってボクシング技術を行うもう一つの理由は、股関節を良く使い、『身体を練る』ことが武術を志す者にとって大変重要ということです。(練れている者とそうでない者とでは、同じ技術を学んだ時にかなりの差が生じます。)
股関節をうまく使えない=全身を駆使できないので、力任せになったり小手先の技術となり、それは絵に描いた餅となります。

こう言うわけで、まだまだ説明しつくしていませんが、それだけ身体を練るということは欠かせないものなのです。

これらのトレーニングを反復することによって、個人差はありますが、徐々に身体が整ってきます。

さあ、ここからがホントのスタートです。『逆転の発想』を持って相手と向かいあうとは、どういうことなのでしょうか?

続く

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