誰でも無意識のうちに行う行為。何も考えず、ただぼーっとしている時になる。
しかしいったん考えだし、緊張すると意識してもできなくなる。
空手に置き換えると、相手に合わせる、流れにのる、委ねるということが重要だ。
考えだし、力み、自分しか見えなくなると、もうダメ。
感じながら、相手の考えを読む、盗む、感じる。
動作を反復しながら、自分の感性を磨く。
心を無にすること。
次第に新たな境地へ到達することだろう。
東京都文京区、台東区、江東区にある上野道場のブログです。上野道場では3歳~70歳まで幅広い年齢層の練習生が通い日々心身鍛錬に勤しんでいます。また当道場では、東京YMCA東陽町ウェルネスセンター、大島第一小学校にて青少年健全育成の一環として空手指導の運営も行っております。さあ、逞しい身体に豊かなココロを!
道場生ならびにご父兄のみなさま!本日は忙しい中参加してくださりありがとうございました。
おかげさまで、演武の方は大成功のうちに終えることができました。
この場をかりてお礼申し上げます。
さて、早速ですが【演武会】のフォトシネマが完成したのでこちらのほうもよろしくお願いいたします。
午前中に行われた組手試合は型試合同様、学年別トーナメント形式で行われました。
合宿最終日の報告は後ほど行います。
まずは組手試合の結果から。
1年生の部
3位 上条壮毅(上野道場)
2年生の部
優勝 松尾有真(上野道場)
準優勝 北村我道(YMCA)
3位 木下稜麻(上野道場)
3位 野村勇太(YMCA)
3年生の部
準優勝 大野喜生(上野道場)
3位 奥田宗太(上野道場)
4年生の部
優勝 加藤峻(YMCA)
準優勝 白川達也(YMCA)
3位 佐藤瀬里(YMCA)
3位 高橋幸我(YMCA)
5年生の部
優勝 渡部彪雅(上野道場)
準優勝 古川拓磨(YMCA)
3位 土田透(上野道場)
3位 河津伸太郎(上野道場)
さてさて二日目はあいにくの天気なので、予定を変更して行きますがどうなることやら…
続いてYMCA空手教室の紹介フォトシネマも作ってみました。
来月行われる合宿編は最高傑作に仕上がるようにもう少し研究しておきます。
上野道場、大島空手スクールのフォトシネマも順次アップしますので、ご期待ください。

昨日一つの【別れ】がありました。急遽、兄の竣介に10人組手の試練を課しました。
身体はボロボロ、気力だけで相手に立ち向かいます。
最後の10人目は野場先生が相手です。
先生の容赦ない攻撃にも耐え、最後まで心折れず戦い抜きました。
10人組手終了後、【戦友】たちとアツイ握手。
心の絆は深まり、いつしか【心友】へと変わる。
竣介、颯吾!
これから異国の地での生活が始まるけど、自分というものをしっかり持ち、どこに行ってもキラリと輝ける魅力ある存在になってください。
1年後の一時帰国の際は上野道場に遊びに来て、みんなとまた一緒に練習しよう。
それまで上野道場生たちはさらなる成長を遂げていると思うので、竣介、颯吾も成長した姿を是非先生に見せてください。
上野道場 館長 朱隆昌の餞

さて、YMCAでは近頃試合も終わり、目下7月の審査会に向けて基本稽古の修練に励んでいます。
上級生になると出来るひと、出来ないひとが顕著になってきます。全てはやる気と向上心です。
向上心のある子は入門したてでも、茶帯に負けたくないと人一倍努力します。もっとも、本人にとっては努力ともなんとも思っていないみたいです。その結果、1年生で白帯の頃からすでに茶帯レベルの型をマスターした子がいます。
その子は今では5年生ですが、試合ではいつも優勝しています。
これから空手なり習い事をはじめるひとはやる気をもって学びましょう。やる気なく、嫌々やらされている子はどんなことをしても成長はしません。
『心して習いし技は時流れしも、忘れざりけり』
YMCA高学年生徒諸君!受験勉強に忙しく、ストレスがたまっている子もいると思いますが、稽古にきたときはもう少しやる気を出して参加してください。
先生もエネルギーをたくさん注入できるように、気合い入れていきますから…
大変長らくお待たせしました。先日行われたジュニア大会のアルバムが完成したので道場生・関係者の皆様は要チェックですよ~。今日の試合で栄光を掴んだ者、涙を流した者、悔しい思いをした者、…
子どもたちにとって、とても素晴らしい経験ができた一日でしたね。
でもね、全ては過ぎ去った過去の出来事!
過去の栄光にいつまでもしがみつかない、
過ぎ去ったことにいつまでもくよくよしない。
今日これからの自分がどのような努力を積み重ねていくかが、今後の更なる成長につながります。
大会結果、試合内容については、後日あらためて更新します。
追伸:佐藤道場 佐藤先生!後日指導方法のご教授のほどヨロシクお願いします。
詳しくは後日お知らせしますが、9月6日の日曜日に天神下男坂前特設ステージで行うので、少年部のみんなはどしどし参加してください。
去年は雨の中での出演でしたが今年は晴れるように今からてるてる坊主作ろう…
こう言うわけで、まだまだ説明しつくしていませんが、それだけ身体を練るということは欠かせないものなのです。
これらのトレーニングを反復することによって、個人差はありますが、徐々に身体が整ってきます。
さあ、ここからがホントのスタートです。『逆転の発想』を持って相手と向かいあうとは、どういうことなのでしょうか?
続く
写真は、あらゆる攻撃に対処すべく日夜修練に励んでいる秘密の稽古場です。(笑)
一日もはやく、この秘伝をマスターし、子供たちに伝授することを目標にこれからもがんばっていきます。
ケジメをつける、思いやりの心を身につける。ミットを蹴るとき全力でフルスイングで蹴ります。それはミットが軟らかいからできることであって、もしミットが鉄で出来ていたら、フルスイングで蹴ることは出来ないと思います。
なぜか?
あれを蹴ると痛いと思うから蹴る前から心が折れた状態になり、従来の力を自分で封じ込めてしまいます。
これを踏まえて、試合中相手が蹴ってきたときにミットのように相手の蹴りを受けていたのであれば、相手はフルスイングでバンバン蹴ってくるのは確実です。それは蹴りやすいからです。逆に言うとフルスイングで蹴っても痛くないので、相手はどんどんつけあがり攻めて来ます。
ここで『技あり』です。
相手の蹴りを受ける時、鉄のミットのように受けれたなら、相手の攻撃はどうなるでしょうか?
答えは簡単です。
相手はもう二度とその箇所に攻撃を加えません。
それは痛いからです。
基本にない特殊な受けかたはたくさんあります。
しかし、それらをマスターするには『痛み』に慣れ、克服しないと身につきません。
大会結果をみても共通しているのが、『痛み』に打ち克った選手がいつも上位に入賞しています。
『痛み』を乗り越えた者のみが克己心を培い、胆力が満ち溢れ、加速度的にレベルアップします。
この鉄の防御(別名:アイアンシールド)を一日もはやく身につけ、個々が一騎当千に値する戦士に成長してください。
最後に試合に勝つ秘訣は…
相手をいかに『痛い』おもいをさせるか…
これらを追求しながら試合を組み立てましょう。
空手指導者 朱隆昌の独り言より